祈願だるま|だるま供養、お焚き上げ|岐阜市のお寺「金粟山 大龍寺(だるま観音)」
祈願だるま
願いを叶える
開運福だるま
「だるまさんが転んだ」や、だるまをモチーフにした絵本など、私たちがだるまと触れ合う機会は幼い頃から多々あったかと思います。
実は、「だるま」とは、実在の人物「達磨大師」に由来しています。
大龍寺の祈願だるまは、かの大師の分身であり、あらゆるご利益を持ち、皆様の様々な願いにきっと寄り添っていただけることと思います。
その可愛らしくもユニークな姿、そして込められた想いと歴史を辿ります。
不屈の達磨大師
禅の初祖、
不動の心と不屈の精神
その昔、約500年前に当山へ持ち込まれた達磨大師像。廃寺寸前まで荒廃してしまった当寺を復興するため、瑞翁禅師により京都から持ち込まれ、それ以当山の守り仏として、約500年親しまれてきました。
また、信仰の一環として平成8年に約5メートルもある達磨大仏を建立し、盛大に開眼法要が執り行われました。
達磨大師は、元々南インドの香至王国の第3王子であり、後に中国に渡り、禅の教えを初めて広められたことにより、禅宗の初祖として広く信仰、尊敬されてきました。そして、その身を分けた姿と言われている祈願だるまにも、同じようにご利益があるとされています。
祈願だるまのご利益
学業上達
家内安全
身体健全
心願成就
商売繁盛
あらゆるご祈願、
何でもござれ
よく見かけるのが市長や議員の当選などでだるまの目が書き入れられる映像ではないでしょうか。
だるまとは、一般的には「商売繁盛、家内安全、身体健全、学業上達」などで有名ですが、他にもあらゆるご利益があるとされ、その範囲はとても広く知られています。
- 信仰の
達磨大師坐像
山門から境内に入るとまず最初に目に入る達磨大師像。その大きさ、なんと約5メートル!荘厳な佇まいと威厳のある表情は達磨大師ならではです。大龍寺に参拝に来た折には是非ご覧ください。
- 達磨大師堂
達磨大師をお祀りし、祈願だるまを安置するお堂です。遠くから見ても分かる朱色の建物が目に眩しい。
お堂の中で大小様々な祈願だるまと、お祀りするための座布団を授与しております。
ご希望の方は寺務所までお申し付けください。
- だるまみくじ
可愛らしい表情と色使いが特徴的な「だるまみくじ」は、お一つ300円でお受けいただけます。だるまは起き上がり小法師のように、必ず倒れても起き上がることで有名です。このだるまみくじもしっかり起き上がる作りに。おみくじとしてだけでなく、可愛い置物としてご自宅にてお使いいただけます。
- 大きなだるま像
達磨大師堂の中にある一際大きなだるま像。他のだるまとは異なり、上を向いているところが特徴です。
お堂を上がった先にありますので普段はお触りいただくことはできませんが、参拝された方はご自由に撮影いただくことができます。
だるま祈願の流れ
参拝ののち、
祈願だるまをお受けいただく
まずは本堂、そして達磨大師堂にてお参りを行います。(お寺でのお参りの作法は、以下のリンクから是非ご覧ください。)
その後、お堂に並んでいる祈願だるまの内、お代金をお支払いしてご希望の大きさのものをお受けください。
※大きいサイズのものは表に置いていない場合もございますので、寺務所までお申し付けください。
朝のお勤め
想いを込めて、一つずつ
日々、当寺の住職が祈祷を行ったお札を、大切に一つ一つ祈願だるまに手貼りしております。皆様の願いが成就しますように、福が訪れますように、と祈りを込めた祈願だるまをお受けいただいております。
成就祈願を行い、
右の目を書き入れる
ご自宅にお持ち帰られましたら、だるまに願いごとをしましょう。
祈願の際は、まず手を合わせて合掌し、静かに息を深く吸って一息に「オンダアマソワカ」と3回繰り返し唱えます。そして、次の一息で自分の願いごとを3回繰り返し唱えてから、右の目(向かって左目)を入れてください。
成就に向かって努力する
祈願と言えど、仏様や神様に願いさえすれば叶えてくれるというものではありません。
ご自身で祈願成就に向かって努力をし、やるべきことをしっかり行えば、きっと仏様はあなたの力が発揮できるよう見守り、お力をくださいます。
まずはしっかり頑張ることが大切!
左の目を入れる
祈願が無事成就したら、「ナムダルマダイシありがとうございました。」と3回繰り返し唱えてから、左の目を入れてください。
その後、お焚き上げのためにお寺までお持ちいただき、「だるま供養申込書」に住所・氏名などを添えて奉納ください。
お寺で奉安いたします。
※奉納は一年中いつでも受付けております。
だるま供養にてお焚き上げ
奉納いただいた開運福だるまは、お寺で奉安したのちに毎年1月にお焚き上げをします。
毎年多くの方がご参拝くださる、大龍寺の名物行事。
皆様の願いが込められ、その願いが成就した証である祈願だるまが目の前でお焚き上げされる様子はまさに圧巻の光景です。
ご家族様、ご友人様もお誘いいただきご、是非ご来山ください。
新しいだるまに願いを
基本的に、その年の始まりに祈願だるまに祈願を行って1年かけて成就を目指したら、1月のお焚き上げで供養を行い、また新年のスタートに新たなだるまに新たに願いごとをすると良いとされています。
その年の抱負という意味でも、だるまと共に新たな自分をスタートさせてみましょう!
授与品お代金
祈願だるま
大きさ / 10センチ〜70センチ
お代金 / ¥800〜¥45,000
祈願だるま用座布団
大きさ / だるまに合わせてご用意
お代金 / ¥500〜¥1,200
だるまみくじ
めおとだるま
開運厄除お守り
だるま交通安全お守り
だるまのお守り
だるまのお守り
だるまのお守り
目と心で味わう
四季折々のドウダンツツジ
大龍寺は、四方をドウダンツツジと美しい山々に囲まれた自然豊かなお寺です。春には可愛らしいドウダンツツジが咲き乱れ、秋には紅葉で真紅に染まります。また、青々とした夏の葉の艶や苔の庭、雪が積もった日の純白な冬の様子も大層神秘的で、四季折々に違った味わいが楽しんでいただけることと思います。
普段は公開しておりませんが、春と秋、ドウダンツツジが特に美しい季節にはお庭を特別公開し、期間限定でゆっくりとお抹茶とお菓子でおもてなしさせていただきます。普段の参拝から、ちょっと特別なお庭の拝観まで、大龍寺の歳時を心ゆくまでお楽しみください。